令和4年の雇用保険率・社会保険料率について

こんにちは。社会保険労務士・行政書士の浜田です。

今日は、令和4年における「雇用保険率・社会保険料率」の件についてお話しします。

雇用保険率は2段階で引き上げられる予定です

まずは、雇用保険率からお話しします。

雇用保険率については、令和4年4月からと10月からの2段階で引き上げられることになっています。

これは、新型コロナウイルスによる、

失業者の増加や

雇用調整助成金を使いすぎたことによる財源不足

が挙げられると思います。

それもあり、

令和4年4月から

現行0.9%⇒0.95%(雇用二事業:企業負担分)へ0.05%のアップ

また令和4年10月から、

1.35%(失業等給付:労使折半分を0.4%アップ)へと引き上げられる予定となっています。

これにより、これまでの雇用保険料の納付額は増えることになります。

社会保険料について

協会けんぽにおける社会保険料については、「埼玉県」の場合、令和4年3月分(4月納付分)から引き下げられることになっています。

具体的には、健康保険料率になりますが、

介護保険第2号被保険者に該当しない(介護保険料を支払わない人)場合は

現行9.8%⇒9.71%へ

介護保険第2号被保険者に該当する(介護保険料を支払う人)場合は

現行11.6%⇒11.35%へ

引き下げられます。

こちらも、納付額に影響が出ることから注意が必要です。

まとめ

雇用保険率については、大幅に引き上げが予定されていることから注意が必要です。

給与の天引きにも影響が出ることから、漏れがないように注意しましょう。

早くコロナウィルスの影響がなくなり、世の中に活気が戻るといいですよね。

 

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